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- Upworkで詐欺に会ってしまったかもしれない
- Upworkで詐欺に遭わないための情報を知りたい
- Upworkで実際にどのような詐欺が起きているのか知りたい
- Upworkで怪しい案件を見分ける方法を知りたい
- 万が一、詐欺に遭ってしまった場合の対処法を知りたい
今回はそのようなお悩みをお持ちの方に向けた内容になっています。
僕もUpworkを始めたばかりの頃は、詐欺まがいの案件に応募してしまい、やり取りを進めていました。
そして、中には連絡先を相手に渡してしまったこともありました。
それで不安な気持ちが出てしまい、仕事に集中できませんでした。
皆さんにはそうなってほしくないので、僕がUpworkを1年やってきて身に付けた詐欺案件の見分け方、詐欺に遭わない方法をお伝えしていきます!
Upworkでよくある詐欺の手口と対策
まずUpworkでよくある詐欺の手口について解説していきます。
僕がこれまでに遭遇した事例から、こんなクライアントは避けてほしいと思います。
オファー受諾前に連絡先交換を要求
契約をする前の段階、オファーをもらい話を聞いているだけの段階で連絡先交換することはNGです。
Upworkの規約違反です。
Upworkを始めたての時だと、
- この仕事が取れなかったら…
- 断ったら仕事来なくなるんじゃないか…
と不安や焦りから、相手の要求をそのまま飲んでしまいたくなりますが、やらないようにしましょう!
連絡先の交換ができるのは契約を開始した後です。
一度契約すれば、Upwork外でのやり取りは可能です。
実際、僕はクライアントから要望があればWhatsupでやり取りをしています。
直接契約したがるクライアント
直接契約したがるクライアントも同様に、詐欺案件を疑いましょう。
Upworkの良いところは、報酬の支払いが担保される点です。
クライアントは、仕事をフリーランサーに依頼する前にEscowというUpwork内にデポジットとして、フリーランサーに渡すお金を入金する必要があります。
その入金が確認できてから、実際に仕事を開始するのがルールです。
そのため、納品したのに支払われないというリスクを回避することができます。
(フリーランサーの納品物がクライアントの基準を満たしていない場合は修正が必要です。)
そもそも、いきなり直接契約をするのはUpworkの規約違反です。
手数料がかからない、Upworkのチャットは見ない、違反ではない等言って、直接契約したがるクライアントはいますが、必ずUpwork経由で契約し、Upworkを通じて納品しましょう。
対策
そうした迷惑クライアントへの対応方法をお伝えします。
Upwork運営に通報する
Upworkに通報しましょう。基本的にはこの対応で問題ないです。
通報方法はこちらをご確認ください。
万が一、連絡先を送ってしまったという場合でも、オファー承諾前の段階であればその部分はチャットから削除されるようになっていますのでご安心ください。

これは詐欺案件ではないのですが、グループチャット内で間違ってメールアドレスを送ってしまった際のチャットの一部です。
間違って送ってしまった場合は、このようにアラートが表示され、連絡先を特定する一部が削除された状態でメッセージが表示されます。
Upworkで怪しい案件を見分けるチェックリスト
怪しい案件はやり取りをする前にできる限り関わらないようにした方が精神衛生上、非常に良いです。
良い案件を見極めるようにするための僕なりのチェックリストがありますので、そちらをご紹介します。
- Payment verifiedになっているか
- 仕事内容は具体的か
- クライアントのレビューは良いか
- 話がかみ合っているか(通じているか)
- 対等な立場でやり取りができているか
僕はこの4つの観点を常に確認するようにし、やばいクライアントを極力避けています。
もちろん、この全てに合格したからといってそのクライアントが良い人かどうかは100%判断できませんが、今のところ問題なく仕事ができています。
Payment verifiedになっているか
過去にUpwork外での支払いをしたいと申し出たり、直接連絡できないか?と聞いてきたクライアントは大体Payment verifiedになっていないクライアントでした。
Payment verifiedとは、クライアントの支払い方法がUpworkによって確認されているかどうかを示すステータスです。
案件を検索する画面でClient infoのPayment verifiedのチェックを付けて支払い方法が確認されているクライアントのみを検索することができます。

または、ご自身のUpworkトップ画面に表示されている案件からpayment verifiedになっているかどうかを確認することができます。

Upwork公式でもPayment verifiedになっている案件のみを行うよう推奨しています。
You don’t have to avoid these clients, but you should know that we cannot process payments to you until the client successfully completes billing method verification. It is up to you to decide if beginning work before we finish that process is worth the risk. Please note that even if you have an hourly contract, we do not provide Upwork Hourly Protection when the client doesn’t have a verified payment method.
日本語訳
これらのクライアントとの取引を避ける必要はありませんが、クライアントが支払い方法の認証を完了するまで、お客様への支払いを処理できないことをご了承ください。認証プロセスが完了する前に作業を開始するかどうかは、リスクに見合うかどうかを判断してください。また、時間契約であっても、クライアントの支払い方法が認証されていない場合、Upworkの時間制保護は適用されませんのでご注意ください。
つまり、payment verifiedになっていない案件をやったとしても、クライアントに支払い能力があるか分からないため報酬が支払われない可能性があるということです。
仕事内容は具体的か
たまに1行もしくは数行でしか仕事内容が書かれていない案件があります。
ふたを開ければスキルの要求レベルが高く、納期もタイトな割には報酬が見合ってなかったり、
話がかみ合わないし、おかしいと感じるクライアントが多い印象があります。
しかし、これに関しては応募してからでないとわからない点もあるので、話を聞いてみて合わないと思ったら撤退する。
くらいの気持ちでやり取りを進めるのが良いと思います。
クライアントのレビューは良いか
Upworkでは、仕事を終えて契約終了する際にフリーランサー、クライアント共にフィードバックを残すことができます。
そのクライアントのレビューや、フリーランサーからの評価はClient’s recent historyから確認することができます。
気になる案件の案件詳細のウインドウを開いて、下にスクロールしてみてください。

★の数と、フリーランサーからのコメントから問題ないクライアントかどうか判断してみてください。
僕は★4以上、かつ直近レビューがポジティブなものが続いていた場合のみ応募するようにしています。
長くUpworkをしているクライアントであれば担当者が変わっただけで評価もガラリと変わる場合があるので、直近のレビューだけで十分判断可能です。
話がかみ合っているか、通じているか
オファー前のクライアントとのやり取りで、話が全然かみ合わないんだよなぁとか、通じてない場合はそれ以上のやり取りは不毛です。
Upworkをやっているクライアントは英語ネイティブばかりではないので、齟齬が起きる可能性はありますが、明らかに聞いた質問に対して全く頓珍漢な答えが返ってくる場合があります。
実際に僕が遭遇したクライアントとこんなやり取りをしてました。
聞かれた質問に答えても返事がなく、全く別の話題で後日連絡がありました。
これ以降無視してます。違和感を覚えたら即撤退しましょう!

対等な立場でやり取りができているか
クライアントの中には実際のJob Descriptionとは違う金額を提示してきたり、報酬の割に求めるレベルが高いクライアントが存在します。
そのような状況に遭遇したら、それ以上やり取りをするかどうか一旦判断する必要があります。
- Job Description通りの内容なら引き受けます。
- その量だと〇〇日はいただきたいです。
など、状況に応じて対応するようにしてください。
それで相手と合わなければ、今回はご縁がなかったということで見送っても構いません。
その場合は、新規案件に応募して仕事を取りに行きましょう。
Upworkで詐欺に遭ってしまった場合の対処法
では、実際に詐欺案件だなと思った場合の対処法をお伝えします。
オファーを承諾する前であれば、チャットは放置で問題ありません。
しかし、他のフリーランサーにも被害が及ばないように、Upworkに通報しましょう!
通報したい案件詳細からFlag inaprpropriateをクリックすると通報画面が開きます。

通報する理由に一番近いものにチェックを付け、詳細をUpworkに提供しましょう。
Submitボタンで通報することができます。
詐欺案件か判断できない時
怪しいんだけど、確証が持てないな…という場合もあると思います。
そんな時は、Upworkのサポートセンターに確認を取ってみましょう!
念のため、問い合わせる前にクライアントとのやり取りのスクショも保存しておいてください。
上記のリンクを開き、Contact Supportをクリックしてください。

Contact Support画面から、Chat with Supportを選択してください。

Chat with Supportをクリックすると、チャット画面が開くので、確認したい内容を英語で入力してください。
最初はAIが返事を返してくれます。また、複雑な内容でなければAIからの返事で解決することが多いです。

もし、AIからの返事で解決しない場合は、直接Upworkの人とやり取りすることができます。
I want to talk with an agent.と入力し、送信すればやり取り可能になります。

親切に答えてくれるので、気になることがあれば遠慮なく活用してください!
Upworkを安全に利用するために知っておくべきこと
色々お伝えしましたが、シンプルにお伝えしたいことをまとめるとこんな感じです。
- Payment verifiedされていないクライアントは避ける
- Upwork外でのやり取りを求めてきたり、個人情報を聞こうとするクライアントは即通報する
- 直感でやばいと思ったら逃げる
僕がUpworkを始めた頃はオファー前の連絡先交換が大丈夫で、今より厳しくありませんでした。
それに、今より大量のPayment Unverifiedのクライアントもいました。
それらに比べると今はかなり安全に働ける環境が良くなっています。しかし、未だに搾取してこようとするクライアントもいるのは事実あります。
フリーランサーは自分で自分の身を守る必要があるので、是非今回ご紹介したポイントに気を付けていただきたいです!
1人だと自分がしていることが正しいのか判断ができないこともあると思うので、XなどでUpworkをやっている方と繋がり情報交換しながら進めていくのもありです。

