この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
案件に応募し続けているのに、一向に返信が来ない。
それどころか、カバーレターが閲覧(View)すらされない。
どうやったら仕事が取れるカバーレターを書けるの!?
書き方を教えてほしい!
今回はそんなお悩みに答えていきます!
結論からお話しすると、2つの要素を盛り込むとクライアントにとって魅力的なカバーレターとなり、見てもらえるようになります。
- クライアントの悩みとニーズに対する理解や共感を示す
- 具体的な解決策を提示する
これだけです!
しかし、そのためには案件内容を正しく把握して、クライアントが本当に欲しい情報を盛り込むことが重要です!
今回の記事では、僕がこれまで読まれるカバーレターを作成するための思考プロセス、書き方を公開します。
見出し順に読むこと、何度も読むことをおすすめします。ブックマークをお忘れなく!
カバーレターが読まれない、案件が取れないのは必ずしもフリーランサー側だけの問題ではありません。
クライアント都合で案件自体なくなることがあります。また、連絡が来るまで数週間~数カ月かかることも普通にあります。その2点を前提に読み進めてください!
読まれるカバーレターにするために知っておきたいこと
読まれるためには、クライアントに「見る価値があるカバーレター」と思われる必要があります。
見る価値のあるカバーレターとは、
- 300字で価値提供する
- プロフィールを100%埋める
この2つです。それぞれについて解説していきます。
300字で価値を提供する
クライアントの応募者一覧を確認する画面では、冒頭の200字から300字程度のみ表示されます。
カバーレターの全文は表示されません。
例えば、応募者が20名から50名も殺到する人気案件の場合、クライアントは一人ひとりのレターを丁寧に読み込みません。
一覧画面をスクロールしながら、冒頭の数行だけで「この人は見込みがあるか」を瞬時に判断し、
興味を持ったものだけをクリックして開封します。
もしくは「ベストマッチ順」で案件にふさわしい応募者の中から選ぶかもしれません。
そのため、「クライアントに興味を持たせる」、「クライアントの悩みやニーズに沿った」書き方ができれば、読んでもらえる可能性が高まります。
プロフィールを100%埋める
クライアントが採用する材料はカバーレターだけではありません。プロフィールも採用の重要な判断材料です。
それは、採用までの流れでプロフィールを閲覧するからです。
- カバーレター一覧を確認する
- 気になった応募者のカバーレターを閲覧する
- 応募者のプロフィールを閲覧する
- ふさわしい応募者の中から採用したいフリーランサーにメッセージを送る
- オファーを送る、採用
つまり、クライアントはプロフィールも見て案件にふさわしいフリーランサーであるかを総合的に判断します。
そして、プロフィールは100%埋めると、クライアントの検索結果にも表示されやすくなります。
別記事でプロフィールを100%埋めるべき理由と、プロフィールの書き方を解説していますので、まだプロフィールを100%埋めていない方は是非参考にしてください!
案件が取れない理由を分析する
案件が取れない理由は、大きく2つに分けることができます。
それは、
- カバーレターが閲覧されたが連絡が来ない
- カバーレターの閲覧すらされていない
この2つです。
まずはカバーレターが閲覧されたかどうかを確認してみましょう。方法は2つあります。
1つ目は画面左上の「Find work→Proposals and offers」から確認できます。

2つ目は、Upworkトップ画面右上の通知から確認ができます。

「読まれたけど連絡が来ない」ということは、
- 冒頭の300字を見て魅力的な応募者だと感じた。
- 本文が微妙
と判断されたと推測できます。
一方、「読まれなかった」ということは、
- そもそも一覧の画面で冒頭すら読まれなかった
- 冒頭部分で興味が持たれなかった
- Invitationを送った人から選ぶと決めていた
と推測できます。
そう考えると、「読まれなかった」カバーレターと「読まれた」カバーレターとでは、案件の取れない原因が違っていることがお分かりいただけると思います。
次の章では、その原因を見ていきます。
カバーレターが読まれない原因と対策
まずは、読まれなかったカバーレターの原因を深堀りしていきます。
カバーレターが閲覧されない原因は3つあると考えていますが、
共通する原因は「クライアントのニーズに沿っていない」カバーレターであるということです。
- 提出スピードの遅さ: 投稿から時間が経つほど、他の応募者に埋もれます。
- 冒頭のフックが弱い: 「Hi, I’m interested in this job.」といった定型文で、貴重な300字の枠を無駄にしている。
- スキルのアンマッチ: そもそもクライアントが求めているスキルセットと乖離がある。
一つ一つ解説していくので、ご自身のカバーレターが読まれていない原因を考えながら読み進めてみてください。
案件が投稿されてから長時間経過している

実際に僕が採用見送りになった案件を見てみます。
これは日本語の校正案件で、Invitationをもらってから2時間後にカバーレターを送りましたが、採用されませんでした。
なぜ落ちたのか?
この案件のクライアントが本当に求めていたのは、「今すぐ対応してくれる人」でした。つまり、スキルの高さよりもスピードが最優先のニーズだったんです。
こういった緊急性の高い案件では、早めにカバーレターを提出しましょう!
冒頭のフックが弱い
案件によってはクライアントは何十通ものカバーレターを受け取ります。
そしてクライアントはカバーレター一覧からこの案件にふさわしい応募者を捜すことになるのですが、
その時の判断となるのが、
カバーレターの冒頭300字
です。
例えば、英日翻訳案件に提出するカバーレターの出だしが
My name is Mikio and I am interested in this project, so could you kindly let me know more details? I am a native Japanese translator.
私の名前はみきおです。このプロジェクトに興味があります。詳細を教えてもらえませんか?私は日本語ネイティブの翻訳家です。
という自己紹介で始まるようであれば、クライアントには印象に残りません。
なぜなら、ここにはクライアントが欲しい情報が含まれていないからです。
クライアントが求めているのは「期待感」です。
この人ならやってくれそう、自分たちの悩みやニーズを捉えてくれているな。だから話を聞いてみようかな
と期待を持たせることが重要です。
冒頭の300字でクライアントの悩みやニーズを捉えたことをアピールしましょう!
スキルのアンマッチ
案件に求められるスキルを持っていない場合も、採用見送りの対象となってしまいます。
クライアントは効率よくより良い候補者を探すために「ベストマッチ順」でフィルターをかけるかもしれません。
フィルターにかかるためには、当然ですがその案件にマッチしたスキルを持っている必要があります。
そのスキルは、
- プロフィールの肩書き
- プロフィール本文
- プロフィールのSkills
- カバーレター
に書かないといけません。
そうでないとフィルタリングをかける際にUpworkのアルゴリズムがあなたをベストな候補者だと判断してくれません。
上記の理由から、プロフィールの書き方も案件を取る際に重要な項目となります。
閲覧されたが連絡が来ない原因と対策
カバーレターが閲覧されたということは、掴みはOKです。
しかし、カバーレター全文を見ると「あ、ちょっと違うな…」とクライアントに思われ、連絡が来なかった可能性があると考えられます。
原因として考えられるのは3つあります。
- 冒頭と本文のギャップ: 冒頭で魅力的だったのに、本文を見ると具体性に欠ける。
- 実績の羅列のみ: 「私はこれができます」という主張だけで、「だからあなたにこう貢献できます」という視点が抜けている。
- 要件を満たしていない: クライアントが提示した指示やキーワードを読み飛ばしている。
冒頭と本文のギャップ
冒頭の主張を支える根拠が弱い可能性があります。
例えば、冒頭では10年間ゲーム翻訳の経験がありますとアピールしたとします。この場合、本文には
- 担当したゲームのタイトル名
- 担当業務
- それらの経験がどうクライアントの利益に貢献するのか
と書かれてあれば、アピール成功です。
しかし、10年の実績があるにも関わらず、実績の羅列ばかりしてしまえば、
「この人はどう我々の利益に貢献してくれるのだろうか」
と思われても不思議ではありません。
結果的に嘘をついているのでは…?と思われ、連絡する価値がないと判断される可能性もあります。
実際、クライアントヒストリーを見ると全くスキルの無いフリーランサーを雇ってしまい、お金を無駄にした等と言うクライアントからのコメントもちらほら見かけます。
どのように貢献できるか具体的に書いて、クライアントにあなたの魅力をアピールしましょう!
要件を満たしていない

案件詳細には、クライアントがフリーランサーに求める条件が書いてあることが多いです。
例えばこの案件だと、
- 長期契約可能なフリーランサーを希望
- 6~7日稼働
- 2000文字以上/週翻訳してほしい
- 24時間以内の納品を希望
4つの条件が提示されています。

あとは金額、スキルや専門性、Preffered qualifications(あったらよい)など細かい条件がクライアントが求めるものとの違いが大きすぎると、連絡が来る可能性は低くなることが考えられます。
なので、クライアントを安心させるために条件面についても記載するようにしましょう!
カバーレターの具体的な作り方
カバーレターには、明確な型があります。
ここでは、クライアントが思わず手を止める「基本構成」と、各ブロックで書くべき具体的な内容を解説します。
カバーレターの基本構成
カバーレターは、大きく分けて以下の4つのパーツで構成します。
- あいさつ:簡潔に。
- フック:冒頭200〜300字でクライアントの「悩み」に答える。
- 本文:実績と「あなたに提供できる価値」の肉付け。
- 結び:スムーズな次のアクションの提示。
各パーツのポイントを詳しく見ていきましょう。
実際に僕が作成したカバーレターを例に解説していきます。
案件詳細

この案件はアプリに使用する日本語の候補は決まっているけど、最も自然な表現と選んだ理由を教えて欲しいというものでした。
執筆前に、僕はクライアントの悩みを以下のように分析しました。
- 悩み: ネイティブではないため、複数の候補からどれがベストか判断できない。
- ニーズ: 単なる翻訳ではなく、アプリのUI/UXを考慮した自然なローカリゼーションができる人を求めている。
この分析をもとに、各パーツを組み立てていきます。
あいさつ
ここはあくまで「入り」なので、さらっと短く済ませます。
もし、募集要項の文章やクライアントの過去の評価欄から相手の名前がわかる場合は、
名指しで挨拶すると好印象を与えることができます。
- “Hi [Client Name],”
- もしくはシンプルに “Hello,”や”Hello there,”
挨拶実例

フック
ここが一つ目の重要なパートです。Upworkの仕様上、クライアントの画面に表示されるのは最初の300字だけだからです。
ここでは、自分が「何者か」を語る前に、「クライアントが求めている人物像そのものであること」をアピールします。
- ポイント: クライアントが求めているキーワード(今回の場合は「Native」「App Localization」)を冒頭に盛り込む。
- 実例: 「私はモバイルアプリとウェブサイトを専門とする、日本語ネイティブの翻訳者兼ローカライザーです。プロジェクトの説明を拝見したところ、現在の日本語版では「翻訳用語」や一貫性のないスタイルに苦労されているとのことです。 高品質な植物ケアアプリを開発するには、ブランドイメージと同様に、自然で親しみやすい言語であることが不可欠です。英語版と本物の日本語ユーザーエクスペリエンスのギャップを埋めるお手伝いができると確信しています。」
フック実例

「日本語ネイティブです」という当たり前の情報だけで枠を消費せず、相手のプロジェクトを理解した上でどう貢献できるかを即座に伝えました。
本文
フックで引いた興味を、確信に変えるのが本文の役割です。
ここでは、自分の実績をただ並べるのではなく、「その実績が今回の案件にどう活かされるか」という視点で書いていきます。
僕は分かりやすく簡潔に伝えられるように箇条書きにすることが多いです。
- 実例:[ お客様の現在の課題への対応方法 ]
- 直訳を超える:単なる翻訳ではなく、意図を汲み取ります。ネイティブスピーカーにとって自然な説明や植物の識別結果となるよう、直訳的でぎこちない表現は排除します。
- UI/UXへの配慮:アプリの「物理的な」制約を深く理解しています。UIレイアウトを崩す可能性のある文字列は、積極的にフラグ付けして修正し、ボタンやアラートが読みやすく、視覚的にもクリーンな状態を維持できるよう配慮します。
- 論理的で明確な説明:バージョンA、B、Cの中から選択する際は、日本語の文化的背景、用語の正確さ、そして一貫性に基づいた簡潔な理由を説明いたします。これにより、特定のバージョンがユーザーにとって最適な選択である理由を的確にご理解いただけます。
本文実例

僕は箇条書きでアピールすることが多いです。
書き方がAIっぽいんじゃない?と思った時期もありましたが、箇条書きでも契約している案件は多いので問題ないはずです。
結び
最後は、クライアントがあなたに返信しやすくなるような「一押し」をして締めくくります。
- 稼働状況: 「今すぐ着手可能です」「週に◯時間対応できます」といった具体的なスケジュール
- 連絡のしやすさ: 「日本時間の8時から18時まで即レス可能です」など、安心感を提示する
- 次のステップ:
- 「より詳細な見積もりや提案をしたいので、もしよろしければ実際の資料を拝見できますか?」
- 「まずはチャットでお話しできるのを楽しみにしています」
- 締め: “Best regards, [名前]”
結びの実例

今回は12時間以内に完了させてほしいというリクエストがあったため、今すぐ着手できる旨を記載しています。
クライアントの悩みとニーズを分析するプロンプト
これまでやってきたクライアントの悩みとニーズの分析や、カバーレターの作成はAIに手伝ってもらいましょう。
ChatGPTでもGeminiでも使い慣れたもので大丈夫です。
悩みとニーズを分析するプロンプト
早速プロンプトを紹介…と言いたいところですが、いきなりAIにやらせるのではなく、まずは5分~10分でもいいので自分でクライアントの悩みとニーズを考えてみましょう。
2~3点ほど挙げられれば良いと思います。
プロンプトはこちらです。
[案件詳細をここに貼り付ける]この募集要項からクライアントの悩みとニーズを分析してください。ただし、勝手な憶測はしないでください。
ちなみに僕の分析結果は以下です。
[ここにあなたが思うクライアントの悩み、ニーズを書く]
やることはこれだけです。
最後の「勝手な憶測はしないでください」という一文を付けたのは、たまに話が誇張されることがあるためです。
日本語でカバーレターを書いてみる
クライアントの悩みとニーズを把握したら、まずは自分の手で、日本語でカバーレターを書いてみましょう。
最初からAIに書かせると、なんかAIっぽいというか、サバサバした血の通っていない文章になりがち。
それで書くときに意識したいのは、ご自身の経験をどう活かせるか、クライアントにどんな利益があるのかを伝えることです。
先ほど紹介したカバーレターの構成(あいさつ、フック、本文、結び)に沿って書きましょう。
英語でカバーレターを仕上げる
あとは日本語で書いたカバーレターを英語に仕上げます。英語苦手な方はAIに助けてもらいましょう。
提出前には必ず、
- カバーレターの型(あいさつ、フック、本文、結び)の構成になっているか
- クライアント名は間違っていないか
- 誤字脱字はないか
以上をしっかり確認してから送りましょう!
また、この案件は絶対やりたい!逃したくない!と思ったら、Boostしてから送りましょう。
何度も見直し、オリジナルのカバーレターを作れるようになる
カバーレターは作って終わりではありません。
- なぜ採用されたのか
- なぜ閲覧されたのか
- なぜ閲覧されたのに連絡が来なかったのか
- なぜ読まれなかったのか
カバーレターを見直し、ひたすら改善しましょう。
この繰り返しをしていくことでどんどん魅力的なカバーレターが作れるようになってきます。
あとは、稼いでるフリーランサーのカバーレターを参考にするのも良いです。
※上記のYouTubeは全て英語です。また、タイトルは意訳しています。
最後に
この記事では、カバーレターの具体的な書き方についてご紹介しました。
やることはいたってシンプルです。
クライアントの悩みを分析し、冒頭の300字で「自分ならその悩みを解決できる」と主張する。
本文でその主張の根拠を提示する。
プロフィールを100%埋める
これだけです。
カバーレターの中身を毎回案件ごとに内容を考え、分析するのは面倒に思われるかもしれません。
しかし、この「泥臭いプロセス」をやるかやらないかで、3カ月後に見える景色は劇的に変わってくるはずです。
そして、今回ご紹介した「相手の視点に立ってベネフィットを提示する」という思考法は、
Upworkに限らず他のクラウドソーシングサイトや直接契約など、あらゆるプラットフォームで通用します。
何度も改善して、魅力的なカバーレターを書けるようになりましょう!
僕も日々研鑽していきます!
もし「この記事が役に立った!」と思っていただけたら、お気に入り登録をして、何度も読み返しながら実践してみてください。
また次回の記事でお会いしましょう!
