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「バリ島のカフェでMacBook広げて仕事してる写真、最近よく見るよな。」
「でも実際どうなんだろ。楽しそうなのはわかるけど、生活ってちゃんとできてるの?」
そう思ったこと、一度はありますよね。
僕もそのひとりでした。SNSで「フリーで世界を旅しながら稼いでる」みたいな投稿を見るたびに、半分憧れ、半分「でも実際、どうなんだろうか…?」という気持ちになってました。
そして実際にやってみました。2025年4月から6月はタイ、ベトナムを2カ月にわたって移動しながら仕事してきました。
この記事では、「生活」にフォーカスして、良かったこと・しんどかったこと、思ってたのと違ったこと、全部正直に書きます。
📌 この記事で書くこと
- 実際の1日の流れ(リアル版)
- 海外ノマド生活で良かったこと・しんどかったこと
- 日本の生活と比べて感じたこと
- 向いている人・向いていない人
- 海外生活で最低限必要だったもの

MIKILOG運営者
みきお
みきお
Upworkを主戦場に活動する2年目の33歳独身フリーランス。Upworkでは約2年間で累計2万ドル、58件のクライアントと契約。Upworkで稼ぐノウハウを惜しみなく公開します!フルノマドできることを目指し日々奮闘中。フィリピン語学留学、豪ワーホリを経験。
海外ノマドってどんな生活を想像していますか?

海外ノマドの生活と聞いて、どんなイメージを持っていますか?
おそらくこんな感じじゃないでしょうか。
- 南国のオシャレなカフェでコーヒー片手にPCを開いてる
- 午前中に仕事を終わらせて、午後は観光かビーチでのんびり
- 毎週のように違う都市や国に移動して、旅行みたいな毎日
- 日本より安く暮らせるから、余裕のある生活ができる
- 自由でストレスがなく、人生が充実している
SNSやノマドブログを見てると、自然とこういうイメージになりますよね。
実際、間違いではないです。 ただ、それは「一部の切り取り」です。
カフェで仕事する時もあります。ただ、「いいWi-Fiを探すのに30分かかった」とか「昨日から体調が悪くて薬局を探してた」みたいな話は載らない。
この記事では、その裏側を含めてお伝えします。
実際の1日の流れ
よくある「理想のノマドの1日」じゃなく、僕が実際に過ごしていた1日の流れを書きます。滞在先はバンコク(ホステル)のときのものです。
6:00〜
起床。ドミトリーなので同室の人の気配で目が覚めることも多い。朝ご飯を食べに近くの屋台かホステルの朝食を食べる。屋台だと大体1食60バーツ(約300円)を目安に購入。

7:00〜
カフェに移動して仕事開始。メールチェック、クライアントからの連絡確認、今日やることを整理。コーヒー2杯で午前中は仕事に集中。バンコクならOasis Coffeeおすすめです!

12:00〜
昼食を食べに食堂へ行く。Google mapsでお気に入り登録しているお店に行くことが多いです。約60バーツ前後で済ませます。

13:00〜
仕事再開。午後は集中が続かないことも多いので、こまめに休憩を挟む。
16:00〜
仕事を一旦区切る。作業量によりますが、午後は3時間くらいが集中できる限界です笑
16:30〜
カフェ移動がてらよさげなお店を探す。この時間が一番「旅してる感」があります。
19:00〜
夕食。屋台か安めのローカル飯。ひとりで食べることが多い。帰りにコンビニでビールを購入。

20:00〜
ホステルのラウンジでほかの旅人と話したり、次の渡航先の調査をしたり。遅くなったら残りの仕事を片付けることも。
23:00〜
就寝。

どんな拠点に泊まっているのか
ノマドがどこに泊まっているか、正直よく分からない方も多いと思うので書いておきます。
主に使う宿泊先は3種類です。
| 種類 | 特徴 | 費用目安(東南アジア) |
|---|---|---|
| ドミトリー(ホステル) | 相部屋。旅人と交流しやすい。Wi-Fiは宿によってまちまち。 | 1泊 800〜2,500円 |
| 個室ホテル | プライベートが確保できる。仕事環境が安定しやすい。 | 1泊 2,500〜6,000円 |
| 月額アパート | 1ヶ月以上滞在する場合。生活コストが一番安定する。 | 月 3万〜8万円(立地・設備による) |
僕は費用をなるべく安く抑えたいと思いホステルを中心に宿泊しました。Trip.comで3泊ほど予約して、その宿が気に入ったら延泊って感じでした。
基本、ホステルは一人でいる時間が少ないため、人疲れすることもあります。その時はホテル泊を挟んで、またホステル生活に戻るって言うのを繰り返していました。
良かった点・楽しかった点
タップするとカテゴリ別にかかった費用を確認できます。
①生活スタイルによってコストは削減できる
東南アジアに限った話ですが、日本より安く生活できます。
バンコクやホーチミンで生活していたとき、食費・宿泊費・交通費を合わせて月8〜10万円以内に収まりました。東京で同じ生活をしようとしたら、家賃だけで10万前後かかることを考えると、だいぶ違います。
💰 タイ・バンコクの生活費目安(1ヶ月)
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 宿泊費 | 38,684円 |
| 現金 | 22,459円 |
| 買い物 | 13,316円 |
| 外食 | 4,678円 |
| 交通費 | 4,030円 |
| 食料品 | 518円 |
| 合計 | 83,685円 |
現在は、僕が行った2025年前半より円安が進んでいるので、最大数万円差がある可能性もあります。
②「飽き」が来づらい
同じ場所にずっといると、日常がルーティン化してモチベーションが下がることってありますよね。移動しながらの生活は、常に新しい環境が刺激になります。
街並み、食べ物、会う人に変化がある分、精神的に新鮮でいられます。
③世界中の人と話せる
ホステルのラウンジに行くと、いろんな国の人がいます。フランス人のエンジニア、オーストラリアの大学生、インドのフリーランサーなど、普通に生活していたら絶対に出会わない人たちと、普通に話せます。
これは日本に帰ってきてから「あの時間、良かったな」と感じます。
④時間の使い方を自分で決められる
「今日は疲れたから午後だけ仕事にしよう」「この街に来たんだから1日観光にあてよう」——これが自分で決められるのは、やっぱり快適です。
もちろん締め切りは守らないといけないですが、時間割が自分で作れるのは大きいです。
正直しんどかった点・想定外だった点
ここが本題です。これを書かないと「ただのノマド礼賛記事」になってしまうので、正直に書きます。
①Wi-Fiがまともじゃないことは普通にある

「どこでも仕事できる」と言いますが、Wi-Fiの質が悪い場所では普通に仕事になりません。ホステルのWi-Fiが弱くて仕事が進まない、カフェのWi-Fiが昼は激遅になる——こういうことが起きます。
ネパールでクライアントに動画を納品しようと、カフェに入るもWi-Fiが遅すぎて納品できんかったことがあります。急ぎの仕事ではなかったので、事なきを得ましたが正直だるかったですね。
以降、SNSなどでWi-Fi環境が良いカフェを探すことが増えました。
②孤独感は思ってたより重い
SNSで見るノマドは「自由で楽しそう」に映ります。でも、仕事がうまくいかなかった日、体調が悪い日、何かあって誰かに話したいとき——そういう時に近くに日本語を話せる環境にいないことは時にストレスになります。
ホステルにいれば他の宿泊者と話すこともできますが、英語だと全てを伝えるのは難しいです。
③体調管理が難しい

旅先での体調不良はほぼ全員が経験します。食あたり、熱など。ホステル暮らしだったので、空調を自分好みに設定できない、周囲の音でなかなかゆっくり休めない時もありました。
そういう時にはホテルに泊まることもありましたが、体調不良の中移動するのは大変です。
海外旅行保険がないとさらにきつくなります。
④「移動コスト」は思ったより高い
「東南アジアは安い」は本当ですが、移動が頻繁になると交通費がかさみます。格安航空券でも、月1〜2回移動すれば月2〜5万円が飛びます。移動を楽しめるうちはいいですが、疲れてくるとコストに感じるようになります。
⑤「毎日観光できる」は幻想

仕事をしながら観光するのは、実際にはなかなか難しいです。締め切りがある日は一歩も外に出ない日もあります。「旅行気分で仕事する」のと「旅をしながら仕事もする」は、まったく別のことです笑
ホーチミン滞在中2週間土日も12時間働いてました。そういうときもありますが、フリーランスで仕事をしている身としては嬉しい悲鳴です。
ちなみに泊まったMeander Saigonはコワーキングスペース付きのドミトリーで非常にきれいなのでおすすめです。ホーチミンに訪問の際は是非訪れてみてください。
ホーチミンのドミトリーならMeander Saigonがおすすめ | ノマドに嬉しいコワーキングスペース付き
日本の生活と比べて感じたこと
日本に一時帰国したとき、改めて感じたことがいくつかあります。
| 項目 | 日本 | 海外ノマド(東南アジア中心) |
|---|---|---|
| 生活コスト | 東京だと家賃だけで高い | 食費・宿泊費ともに安い(地域差あり) |
| インフラの安定性 | 圧倒的に安定している | Wi-Fiや電気が不安定なことがある |
| 食事 | バリエーションが豊富で安心感あり | ローカル飯は安くてうまい。完顧客向けのお店は日本と変わらない価格。 |
| 治安 | 世界トップクラスの安全性 | 国・地域によってかなり違う |
| 人間関係 | 既存の友人・家族が近くにいる | 出会いは多いが、深い関係は作りにくい |
| 医療 | 保険があって安心 | 海外旅行保険が必須。費用も高い |
| 自由度 | 固定された場所・時間に縛られやすい | 場所・時間の自由度が高い |
日本に帰って感じたのは「すごく便利で安心」という感覚です。コンビニ、Suica、保険、整備されたインフラ——当たり前だと思っていたものが、いかに恵まれていたかがわかります。
一方で、帰国してすぐに「また出たい」と感じるのも本当で、一長一短だなとつくづく思います。
とはいえバンコクは非常に快適です。
こんな人には向いている/向いていない
実際にノマド生活をしてみて、僕は合っていると感じました。しかし、移動は月1回に留めておき、安定した仕事環境を確保する方が良かったかなと思います。
そんな経験から僕なりにノマド生活に向いている人、向いていない人の特徴についてまとめました。
✅ 向いていると思う人
- PC1台で完結する仕事がある(またはそういう仕事を作れている)
- ひとり行動が苦にならない。むしろ好き
- 「慣れない環境を楽しめる」タイプ。予定外のことに柔軟に対応できる
- 生活を整えることより、仕事や経験に価値を感じている
- ある程度の英語力がある(ゼロでも可だが、あると段違いに楽)
✖ 向いていないと思う人
- 安定した生活環境でないと集中できない
- 家族や友人との距離が心理的にきつくなりそう
- 体調管理に不安がある。慢性疾患など医療アクセスが必要な状況がある
- 「旅行を楽しみながら仕事もする」を期待している(仕事が後回しになりがち)
- 収入がまだ安定していない段階で始めようとしている
⚠️ 正直に言うと
海外ノマドは「なりたい人が頑張ればなれる」ものではあります。
ただ、向き・不向きが思った以上にはっきりしていると感じています。「楽しそうだからやってみたい」だけで踏み出すと、現地で「自分には合わなかった」という結論になることも少なくないです。
とはいえ、やってみないと分からないことも多いと思うので、1週間でも国内でもいいのでお試しノマド生活してみると良いと思います!
海外生活で「最低限必要だったもの」
仕事道具や持ち物の話は別記事に書いていますが、ここでは「生活面で本当に必要だったもの」を簡単にまとめます。
①海外旅行保険
これは絶対に入っていてください。東南アジアの医療費は日本に比べたら安いとはいえ、入院が必要になれば日本円で数十万円になることも普通にあります。
ただ、旅行保険を別途契約するとそれなりのコストがかかります。そこで僕がおすすめしているのが、クレジットカードの付帯保険を活用する方法です。
なかでもエポスカードは年会費が無料にもかかわらず、海外旅行保険が利用付帯されています。「保険のためだけに入っても損がない」という点で、海外に出る前に1枚持っておくのが個人的にはベストだと思っています。
- 年会費永年無料で海外旅行保険が利用付帯
- Visaブランドで東南アジア含む世界中で使える
- 海外ATMでのキャッシュ引き出しにも対応
- ポイントが貯まって旅行やギフト券に交換できる
- 申し込みはオンラインで完結。最短当日発行も可能
②SIMカード
滞在期間が1ヶ月以内なら、eSIMがおすすめです。物理的なSIMカードの入れ替え不要で、日本にいる間に購入・設定でき、現地に降り立った瞬間から通信できます。
僕は楽天モバイルをメイン回線として使っています。海外でも月2GBまで追加料金なしで使えるので、旅行や短期滞在なら十分カバーできます。長期になる場合は現地SIMと使い分けるのがベストです。
- 106の国と地域でデータ通信が利用可能(月2GBまで無料)
- 2GBを超えた分は1GBあたり500円で追加できる
- 国内プランと同じSIMで海外ローミングが使えるため、SIM2枚持ち不要
- プラン料金は最低月1,078円〜(Rakuten最強プランの場合)
③海外手数料がかからないクレジットカード
これは意外と盲点になりがちな話です。
日本のクレジットカードを海外で使うと、海外事務手数料(1.6〜2.2%程度)が毎回かかります。月に10万円の決済をすれば、毎月2,000円前後がただ消えていく計算です。1年続ければ2〜3万円の損失になります。
僕が実際に使っていて「これは便利だ」と感じたのがWiseデビットカードです。
Wiseは残高を入れておけば現地通貨で手数料なしに近い形で決済できます。デビットカードなので残高以上に使うことがなく、予算管理がしやすいのも助かっています。バンコクでは地下鉄(MRT)の決済にも使えました。
- 両替手数料が低く、実勢レートに近いレートで換算される
- 40種類以上の通貨を一枚で管理できる
- 日本円を入金しておき、現地通貨として使える
- バンコクMRT・コンビニ・飲食店など幅広く利用可能
- アプリで残高・利用履歴をリアルタイムで確認できる
まとめ
海外ノマドの生活を体験ベースで書いてきました。改めて整理すると、こんな感じです。
- 生活スタイルとしては「移動先でリモートワーク」というのが一番近い表現
- 生活コストは抑えられるが、移動コストや予期せぬ出費も多い
- 楽しいのは本当。ただし「孤独感」と「インフラ不安」は常につきまとう
- 向き・不向きが大きい。自分がどちらのタイプかを先に見極めることが大事
「行ってみたい」と思っているなら、まず短期間の試しから始めるのが現実的だと思います。1〜2ヶ月タイやベトナムに滞在してみて、自分に合いそうかどうかを体感してみてください。
もしくは国内で実践してみても良いと思います。
じゃあ、どんな仕事すればいいんだ?と思う方もいらっしゃると思いますが、別記事で書こうと思います。
ちなみに、僕はUpworkという海外のクラウドソーシングサイトからの収入だけで当時は生活していました。
気になる方はUpworkについての記事もご覧ください!

