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「ワーホリに行きたいけど、帰国後に就職できるか不安で踏み出せない…」
「ワーホリ後 就職できない」「ワーホリ 人生終わった」なんて検索ワードを見て、余計に怖くなった人もいるんじゃないでしょうか。
わかります。僕も同じでした。2019年に26歳で会社を辞めてオーストラリアにワーホリ行く前、「帰ってきてから就職できなかったらどうしよう」って、ひたすら検索しまくってた記憶があります。
で、実際に行って帰ってきて、3月11日で丸4年経ちました。そして、思うことがあります。
就職できるかどうかは、ワーホリに行ったかどうかより、帰国後に何をするかでほぼ決まります。
ただし正直に言うと、準備なし・目的なし・言語化なしで帰ってくると、帰国後に詰みやすいのも事実です。
この記事では、豪ワーホリ3年経験者の僕が「詰む人の共通点」と「通る人が実際にやっていること」を、実体験と周りのリアルな事例を交えて全部話します。

MIKILOG運営者
みきお
みきお
Upworkを主戦場に活動する2年目の33歳独身フリーランス。Upworkでは約2年間で累計2万ドル、58件のクライアントと契約。Upworkで稼ぐノウハウを惜しみなく公開します!フルノマドできることを目指し日々奮闘中。フィリピン語学留学、豪ワーホリを経験。
先に言っておくと、僕の周りでワーホリ後に就職できなかった人は1人もいないです

まず、僕の周りのリアルな話をします。ネットで「ワーホリ後は就職できない」と叫んでいる記事を20本以上読みましたが、実体験として、周りで帰国後に路頭に迷った人は一人もいません。
【Aさん・35歳男性・元銀行員・元公務員】
33歳でオーストラリアから帰国後、投資とUpworkを掛け持ちしながらホテルのフロントで週3勤務。ガチガチのキャリアをいったん全部捨てた。それでも35歳で公務員試験に再挑戦して合格。「戻る気があれば戻れる」を体現してくれた友人です。
【Bさん・僕の1個上・元会社員】
1年間オーストラリアでワーホリ後、帰国してフリーランスを2〜3年やって、今はベンチャー企業の部長として活躍しています。ちなみにこの人、100ドルだけ握りしめてタスマニアからゴールドコーストに移動した勇者です。ワーホリで身についた「なんとかする力」がそのままキャリアになった好例です。
【Cさん・2個上・元中居さん】
まったく畑違いの仕事からワーホリへ飛び込み、オーストラリアの専門学校を経て現地の設計事務所でカジュアル採用されました。「海外就職なんて自分には無理」と思っていた人が、がらりと人生を変えたケースです。
【幼馴染・元大手企業会社員】
ワーホリ後帰国→3社転職→大手子会社に就職という流れで、今は家も建てて家庭もあります。「普通の幸せ」もちゃんと手に入るということを体現してくれている友人です。
全員ルートが違いますが、全員が自分で道を切り開きました。
ただし「大丈夫ですよ」と雑に断言するのは不誠実なので正直に言います。目的なし・準備なし・言語化なしの状態で帰ってくると、帰国後に詰みやすいのは事実です。だから、就職できない理由を先に潰しておきましょう。
「ワーホリ後は就職できない」と言われる理由

①企業が「ワーホリ=休暇」と捉えがちだから
ワーキングホリデービザには「ホリデー(休暇)」という名前がついています。採用担当者に「遊びに行ってたんでしょ?」と思われることもあります。
実際、僕が就活したとき面接でワーホリを深掘りされたことはほぼなかったです。企業が見ているのは「この人が入社したらうちにどんな利益をもたらすか」だけです。逆に言えば、「ワーホリを通じて何ができるようになったか」を語れれば、この壁は乗り越えられます。
もし「遊びに行ってたんでしょ?」と言ってくる会社があったとしたら、こちらから願い下げです。
履歴書を返してもらって帰宅しましょう。
そういう視野の狭い組織では、自分が居心地よく働ける環境にはなりません。
②履歴書に空白期間ができるから
「空白期間=マイナス」という文化はまだ残っています。ただし大事なのは、その期間に何をしたかを論理的に話せるかどうかです。
「会社を辞めて見知らぬ国で1年生き抜いた」という経験は、言語化できれば他の候補者との圧倒的な差別化になります。「行動力がある人材」として評価してもらえることも多いです。
③ビジネスで使える英語力が身につきにくいから
ワーホリ中は農業・飲食・清掃など日常会話で十分な仕事が多い。「英語への抵抗がなくなった」という感覚はありますが、ビジネス英語に直結するかはまた別の話です。
僕は日本人がほぼゼロのシェアハウスで台湾人・韓国人・フランス人・アルゼンチン人たちと暮らして、英語への壁はぐっと下がりました。
でも「ビジネスで使えるか」は正直、自己評価では測れない。だからこそTOEICなど客観的なスコアが必要になります。
帰国後に詰みやすい人の共通点
- ワーホリに行く目的が「なんとなく」だった
- 帰国してから就活を始めた(準備ゼロ)
- 英語スコアや資格を取っていない(「話せる」だけでは証明できない)
- 面接でワーホリの経験を具体的に語れない
- 自分の強みや提供できる価値を把握できていない
- 「ワーホリ経験を活かせる仕事」にこだわりすぎて視野が狭くなっている
特に最後の「ワーホリ経験を活かしたい」という部分、落とし穴になりがちです。企業側は正直ワーホリに行ったかどうかより「うちで活躍できるか」が最優先。
ワーホリ経験そのものをアピールするより、そのワーホリで自分がどんな人間になったかを語る方がずっと響きます。
就職できる・できないという問題は、突き詰めると「就職するかしないか」の話でもあります。
何社も落ちても、「何が自分に足りないか・どこを受けるべきか」を考えられる人は必ず突破口を見つけます。落ちても「ワーホリなんか行かなきゃよかった」で終わる人との差はそこだと思います。
帰国後に無職にならないためのロードマップ【チェックリスト付き】

【ワーホリ前~帰国6カ月前】どんな選択肢があるのかを知っておく
「ワーホリに行ってみたい」という理由だけで行くのは全然ありです。人生で一度しか使えないビザだし、思い出という財産があなたの人生を豊かにしてくれます。
ただ、ワーホリ中やワーホリ終わりに自分にどんな選択肢があるのかざっくり知っておくと後々の選択に役立てることができます。そして、現地での過ごし方も変わってきます。
- ワーホリビザで働いている会社からスポンサービザをもらって、そのまま働き続けるという道がある
- ワーホリ中にその国に永住したいと思い始めることもある
- 現地の専門学校や大学に通って専門スキルを身につける選択肢もある(友人Cさんがまさにこれ)
- 帰国して就職・起業・フリーランスなど、日本でのキャリアを再スタートする
選択肢を把握した上で、ワーホリ先に残るのか、日本に帰国するのか。
帰国するのであれば例えば、採用シーズン(春・秋)に合わせて帰国日を逆算して決めておくと、帰国後の動き出しがスムーズになります。
- ☑ 帰国後の進路の選択肢を把握した
- ☑ 帰国日を採用シーズン逆算で決めた
- ☑ 気になる業界・職種の求人を見始めた
【帰国3ヶ月前】英語スコアを取り、経験を言語化しておく

TOEICやIELTSを受験する。「話せるようになった」は主観ですが、スコアは客観的な証明です。帰国直前でも受験できるなら必ず受けておきましょう。
経験を日記やメモに残す。「何に困って、どう解決したか」を書き留めておくだけで十分です。僕もオーストラリアで仕事が見つからなかったとき、バックパッカーホステルの掲示板を毎日チェックしながら、一緒に働いていた仲間のつてを辿って直接オーナーにコンタクトして、なんとか仕事を確保した経験があります。その時は必死なだけでしたが、今振り返るとそれが「課題解決力」という言葉に変わります。現地での経験は、言語化してみると面接で刺さる話が眠っていることが多いです。
- ☑ TOEIC・IELTSを受験した(または受験予定を入れた)
- ☑ 現地での経験エピソードを3つ以上書き出した
- ☑ 職務経歴書の骨格を作り始めた
【帰国1ヶ月前〜帰国後】すぐ動く、エージェントを使う
帰国後はブランク期間が長引くほど説明が必要になります。帰国したらすぐ就活モードに切り替えましょう。
転職エージェントを使うのがいいと思います。特にワーホリ・海外経験者に特化したエージェントは、あなたが「大したことない」と思っている経験を「強み」として企業に伝えてくれます。自己分析も、帰国後に一度ゼロからやり直すことで、応募先の精度が格段に上がります。
エージェントによって強い業種や職種が異なったり、押しつけがましいのもいるので色んなエージェントの話を聞いて相性の良い担当者を見つけましょう。
- ☑ 帰国1ヶ月前にエージェントへ相談した
- ☑ 帰国後すぐに応募を開始した
- ☑ 帰国後の自己分析をゼロから見直した
面接で刺さる「ワーホリ経験の言語化テンプレ」
ワーホリ経験を面接で語るとき、型を持っているかどうかで印象が全然違います。使えるのが「課題→行動→結果→学び」の順番です。
【テンプレ】
「ワーホリ中、◯◯という状況に直面しました(課題)。そこで私は◯◯という行動を取りました(行動)。その結果、◯◯という成果が得られました(結果)。この経験から◯◯という力が身についており、御社の◯◯の場面で活かせると考えています(学び・再現性)。」
【実例・僕の場合】
「オーストラリアで仕事が見つからない時期がありました。エージェントに頼っても空振りが続いたので、ホステルの掲示板を毎日チェックしつつ、現地の知人のつてを辿って直接オーナーに連絡するという方法に切り替えました。結果として1週間以内に仕事を確保できた。この経験から、正攻法が通じないときに自分で打ち手を考えて動く力が身についたと感じています。」
よくある失敗は「ワーホリで精神的に成長しました」「視野が広がりました」で終わることです。そんなの誰でも言えます。必ずオリジナルストーリーを語り、「御社でどう活かせるか」まで繋げましょう。
30代のワーホリ帰国者は特に注意。見られているポイントが違う
20代と30代では、採用側が求めるものが変わります。20代はポテンシャル重視ですが、30代になると「再現性」、つまり過去の経験を新しい環境でも発揮できるかが重視されます。
スコアよりも「職歴とワーホリ経験を組み合わせると何ができるか」の棚卸しが重要です。前述したAさんは33歳で帰国後、投資・Upwork・ホテルフロントという複数の収入源を組み合わせながら生計を立て、35歳で公務員試験に合格しました。
30代でも、自分なりの組み合わせ方を見つければちゃんと道は開けます。
20代と同じ戦い方では苦労しますが、「自分にしか語れないストーリー」を作れれば、30代の方が面接で深みのある話ができるとも言えます。
ワーホリ後の進路は就職だけじゃない。僕の周りのリアル
「就職しなきゃ」という固定観念、一回外してみてください。僕の周りを見てもルートは本当に様々でした。
- 海外現地で就職:ビザの壁があって難易度は高いですが、友人Cさんのように現地の専門学校を経て設計事務所に就職するという道は確かにあります
- フリーランス・起業:「なんとかする力」が鍛えられたワーホリ帰国者に向いている選択肢です。僕自身、今Upworkでフリーランスをやりながらフルノマドを目指しています(→ Upworkの始め方はこちら)
- 前職・同業種に戻る:充電して戻るのも全然ありです。友人Aさんは33歳で帰国後、35歳で公務員試験に合格して戻りました。戻る気があれば戻れるということを証明してくれています
どのルートを選ぶかは、ワーホリを通じて「自分が何者になりたいか」が見えてきてから決めれば十分です。
他国のワーホリ勢
僕の周りは確かにいろんな考えの人がいました。休学してきている日本人、永住権取得目的で来た韓国・台湾人、旅しに来たヨーロピアンなど。
帰国後の心配をする僕みたいな人もいれば、「今」その瞬間を楽しんでいる人。ただ、日本人以外であまり将来について心配している人は少ない印象でした。
ワーホリはあくまでも通過点というか、人生のボーナスタイムだから楽しんだもの勝ちでしょ!という考えをする人の方が多かった気がします。
今思うと、僕は何を心配していたんだろうと思います。後悔はありませんが、もっと「その瞬間」を楽しめたらよかったなぁと思います。
よくある質問(FAQ)
Q. 就活はいつから始めればいい?
帰国6ヶ月前から情報収集、3ヶ月前には応募書類の準備、帰国1ヶ月前にはエージェント相談・応募開始が理想です。帰国してからゼロスタートだと、ブランク期間が伸びやすくなります。
Q. 30代でも就職できる?
できます。ただし20代と同じアプローチでは苦労します。ポテンシャルより「再現性」を語ることが鍵です。これまでのキャリアとワーホリ経験を組み合わせたストーリーを作りましょう。
Q. 英語が弱い場合は?
渡航前にフィリピン留学で基礎を固めるのが最もコスパが高いです。僕もオーストラリア前にフィリピンで2ヶ月語学留学をしました。短期だと使える英語力の向上はあまり期待できませんが、外国人と話すことに抵抗がなくなります。
節約したい方は、僕が2カ月で250点TOEIC伸ばした勉強法を実践するのもありです。必要なのは4つの教材と根性のみです。
Q. ワーホリ後に失業手当はもらえる?
ワーホリのために自己都合退職した場合、帰国後の失業手当受給には「退職前の2年間に12ヶ月以上の雇用保険加入期間」が必要です。ワーホリ期間は国内雇用保険の対象外なので、退職前の加入期間が鍵になります。個別ケースで変動があるため、詳細はハローワークで確認してください。
ワーホリに行かなかった後悔の方が、絶対に重い

少しだけ、僕がワーホリに行くことを決めた話をさせてください。
中学の同級生が26歳で亡くなりました。その瞬間、頭の中で何かがパチッと切り替わる感覚がありました。「人ってこんなにあっさり死ぬんだ」と感じて、「もし自分が今死んだら、行きたかったのに行かなかったことを後悔するんじゃないか」と思ったんです。
それで2019年5月に退職し、フィリピン語学留学を経てオーストラリアへ渡りました。旅立った直後にコロナがやってきて、ロックダウンになりました。後から「行こうと思ってたのにコロナで行けなくなった」という友人を何人も見ました。ワーホリビザが取れる年齢の上限は国によって異なりますが(30歳・31歳・35歳など)、年齢を超えてしまったケースもありました。「行けるうちに行っておいてよかった」と、心の底から思いました。
帰国後は大変でした。フリーランスで全然稼げない時期があったり、会社員を2回短期離職したり、適応障害になったりと、精神的にも金銭的にも波が激しかったです。でも、あの時代を振り返っても後悔はないんです。
「生きてるな」という感覚があったから。困難にぶつかるたびに「じゃあどうやって乗り越えよう」と考えるようになりましたが、それはオーストラリアでのサバイバル経験が確実に生きていると思っています。
それに旅という最高の趣味を見つけることができたのも、ワーホリのおかげです。
「ワーホリなんて意味ない」「就職に使えない」と言っている人のほとんどは、行ったことのない人たちです。行ったことのない人間の意見を参考にして人生を決めることに、正直あまり意味はないと思っています。
大体、そうやって他人の人生に口出しするのは暇人です。無視しましょう。
「就職できるかどうかが不安でワーホリに行けない」というだけの理由なら、その不安は今日の記事で潰せたはずです。本当に行きたいなら、行った方がいい。僕からはそれしか言えないです。人生は自分で切り開くものです。
今でもワーホリ行けるなら僕は行きたいです。
まとめ

ワーホリから帰国してもう4年も経ちますが、当時の思い出は今でも色濃く残っています。帰国後色々ありましたが、ワーホリに行ったことに後悔は微塵もありません。
人生もワーホリも一度きりです。後悔のない選択をしてほしいと思います。 by もうワーホリに行けない人より
- ワーホリ後の就職は可能ですが、目的なし・準備なし・言語化なしの状態で帰ってくると詰みやすいです
- 企業が見ているのはワーホリ経験の事実ではなく「再現性」です。自分の言葉で翻訳できるかどうかが全てだと思います
- ロードマップは帰国6ヶ月前から動き始めるのが理想です。チェックリストを活用してみてください
- 面接では「課題→行動→結果→学び」の型で語りましょう。「成長しました」で終わらないことが大切です
- 30代の方は再現性を語ることが鍵です。これまでの職歴とワーホリ経験を組み合わせたストーリーを作りましょう
- 行けるうちに行った方がいいと思います。後悔するのは「行かなかった自分」の方が多いので
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