こんにちは。みきお(@mikeaustralia1)です。
長らくブログをお休みしていました。(サボっていただけw)
さて、今回の内容ですがタイトルにもある通り、オーストラリアで現地の免許証の取得に関してです。
僕はクイーンズランド州(州都:ブリスベン)で運転免許証の発行を行いましたが、以下に挙げる内容は他州でも適用される内容ですので、参考にしていただければと思います。
運転免許証は身分証明書
海外で身分証明書を見せろ!と言われたらパスポートを提示することがほとんどだと思います。
(パブへの入店、酒屋の入店の際など)
しかし、オーストラリアのワーキングホリデーや仕事で長期滞在する方で毎回パスポートを持ち歩くのは紛失のリスクに繋がりますし、失くしたら再発行しないといけないなど大変です。
僕の友人で免許証の提示を求められたときに国際免許証を見せたら、日本の運転免許証の原本の提示を求められたり、オーストラリアの免許証は持ってないのか?聞かれたという話も確認しています。
恐らく聞く人によっては、国際免許証の存在を知らないという可能性もありえるので、本人確認書類としてあんまり認知されていないかもしれません。
そこでパスポートの代わりに運転免許証を使用します。
毎回パスポートを持ち歩く必要もないし、財布に常に入れて携帯するものなので紛失リスクも少ないです。
また、デジタル運転免許証も作ることができるので、よく持ち物を失くしてしまう方は、そのような手もありますよ!
参考 Service NSW app and digital licencesGet started with digital licences※クイーンズランド州では一部地域のみでデジタル運転免許証をしているようです。(2022年3月6日現在)
ニューサウスウェールズ州では既に導入されているため、今回はニューサウスウェールズ州でのデジタル運転免許証発行方法のリンクを置いておきます。
有効期限を選択することができる
国際免許証の場合1年で有効期限が切れてしまいます。
また、日本の運転免許証+翻訳免許証を持つことでも、オーストラリア国内を運転することはできますが、有効期限が切れたら運転することができなくなってしまいます。
しかし、オーストラリアの運転免許証は発行する際に、その有効期限を自分で選ぶことができます。
料金はあまり変わらないので1年しかいるつもりがなくても、有効期限を3年とかにしてもよいと思います。
本当は1年で帰る予定だったのが、2年、3年数年いることになるって事もあると思うので。
料金は下記リンクから参照してください。
注意点
NAATI公認の翻訳会社を使用する
翻訳運転免許証を発行する場合は、NAATIという翻訳機関が認めた翻訳会社に依頼してください。
このNAATIという機関に認められてない、もしくは他の機関認められた会社で翻訳がされたものは、翻訳運転免許証として認められません。
参考 DFAT Requirements for TranslatorsReminder of DFAT Requirements for Translationsちなみに僕は、こちらの翻訳会社を利用して翻訳免許証を手に入れました。
運転免許証を発行した州から他州へ引越しした場合
他州へ引っ越した場合、何か月以内に運転免許証を移動先の州の免許証に書き換えなければいけないというルールがあります。
例えば、クイーンズランド州からニューサウスウェールズ州へ引っ越した場合は、引越ししてから3か月以内に免許証をニューサウスウェールズ州のものに書き換える必要があります。
参考 Transfer an interstate driver licenceそれと同様に、国際免許証でも同じことが言える可能性があります。
Requirement for overseas licence holders
If you have an overseas licence, you’ll need to convert to a Victorian licence within six months of residing in Victoria. Use our online tool to work out the date by which you need to convert to a Victorian licence and the type of licence you’ll get.
※引用:Overseas licence holders(https://www.vicroads.vic.gov.au/licences/new-to-victoria/interstate-overseas-licence-holders)
こちらはビクトリア州の例ですが、外国で発行された免許証を所有しており、かつビクトリア州に6か月以上住んでいる場合は免許証を書き換えなければいけない。と書かれています。
国際免許証(International licence)もOverseas licenceに含まれるのか不明ですが、国際免許証を持っていてもご自身のお住まいの州の運転免許証を持っておいた方が良さそうです。
クイーンズランド州の運転免許証の発行方法~取得までの流れ
オーストラリアは連邦制のため州によって色々なルールが異なる場合があります。そのため、事前にホームページから持ち物などを確認をしてください。
今回は僕が発行したクイーンズランド州での発行までの流れを簡単にご説明します。
念のためリンクも貼っておきます。
- 日本の運転免許証とそれを英語に訳した免許証(紙)、パスポートを用意
翻訳免許証の取得はこちらから行いました。メールで問い合わせして、数日後にはメールに翻訳免許証が添付されて届きました! - Transport and motoring service centreへ行きます。
お近くのTransport and motoring service centreを探す - 必要事項を書類に記入
- 免許証に使う写真を撮ってもらう
- 支払い(有効期限の長さによって金額が異なります)
- レシートを受け取る
ここで受け取るレシートは、運転免許証原本の代わりになるので、携帯することで運転することができます! - 1週間~2週間ほどで、登録した住所に運転免許証が届く
ちなみにクイーンズランド州の免許証はこんな感じです。
もちろんやり取りは英語になりますが、そんなに難しくないです。
窓口の人に運転免許証を発行したい旨を伝えればあとは流れ作業のように進んでいきます。
まとめ
僕はオーストラリアに来る前に日本で国際免許証を発行しましたが、ワーキングホリデー1年目に車を買うことも運転することもなかったので、無駄になりました。
ワーキングホリデーなどで長期(1年以上)滞在する予定の方は、現地で運転免許証を発行する方が良いのではないかと個人的に思います!
それではまた!